元長距離ドライバーの、のりおです。
最近テレビCMで映画【空飛ぶタイヤ】(アマゾンプライム)が流れてますね。
この『空飛ぶタイヤ』は2018年6月に公開された映画なんです。
運送業界に20年以上いる私ですが、これ、と~ってもおススメです。
この映画は運送業界を舞台にした物語になっていて、実際にあった事故や不正問題を取り上げた小説「空飛ぶタイヤ」が、実写映画化されたものなんですよ。
私も運送業界で長らく働いていますが、家族の主(あるじ)として、一人の男としても、観てほしいと思います。
なぜならば、熱くこみ上げる気持ちがパないです!
長瀬智也の演技に心が熱くなっちゃいます。
運送業界の方にも、もちろんおすすめですが、その家族の方や、これからトラックドライバーになろうと思っている方にもおすすめです!
【空飛ぶタイヤ】のあらすじと予告編
実話を元にしているので、ご存知の方もいると思いますが、多少ネタバレになるので、気になる方は飛ばしてください。
以下、公式サイトから
ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故。
整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、車両の欠陥に気づき、製造元である大手自動車会社のホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)に再調査を要求。
同じころ、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査を開始する。
それぞれが突き止めた先にあった真実は大企業の“リコール隠し”―。
引用元:映画『空飛ぶタイヤ』公式サイト
簡単に言うと、トラック事故により経営危機に陥った運送会社の社長が、その従業員と家族を守るため、疑惑のある巨大企業と戦って行くというストーリーですね。
思わず見入ってしまう予告編はこちら↓
空飛ぶタイヤ原作は半沢直樹シリーズで有名な池井戸潤
私は全くの無知なので映画を観る直前に知ったのですが、原作は「半沢直樹」で有名な池井戸潤さんでした。他には「下町ロケット」も有名ですね。
私はこれを機に他の作品も観てみたいと感じました。
→さっそく小説をGETしましたよ♪
もしほかの作品でおすすめがあったら教えてくださ~い。
見どころは長瀬智也の演技!
主人公はのりおと同じイケメンの長瀬智也さんです。
赤松運送の赤松社長役として素晴らしい演技をしています。
撮影時は39歳とのことですが、良い歳の取り方というか、味のある、熱い演技が心に沁みてきますね。
劇中では、物語の中で重要な決断をするシーンがあるのですが、事故にあった遺族の方、会社の従業員、自分の家族、いろんな人間の様々な状況を想い、決断を下します。
まさにこのシーンは、目頭を熱くせずにはいられない感動の場面でした。
のりお一人映画館で男泣きでした笑
こんな熱い男が自分の会社の社長だったらなぁとつくづく思います。
迫真の演技が光る共演者たち
映画「空飛ぶタイヤ」では他にも素敵な共演者の方々が出演していますので、一部を紹介しますよ。
深田恭子
深キョン♪これだけでも見る価値あり!?(笑)
深田恭子さんは長瀬智也さん演じる赤松運送社長の夫人 赤松史絵役。
まさに美男美女で、誰が見ても羨ましい夫婦だと思います。
こんなグラマラスな奥さんがそばにいてくれたら、お父さん頑張っちゃいます♪
私が単に深キョン好きなので紹介しました^^;
ディーンフジオカ
事故を起こした運送会社の車両の製造元メーカーに勤める社員 沢田悠太役。
映画を見た当時(2018年)はあまりTVや映画を観なかったため、ディーンフジオカさんのことは名前は聞いたことあるけど、顔と一致しませんでした。
なので、先入観なく映画を見ることができました。
ディーンフジオカさんは台湾などで活躍していたという来歴があるようですね。
名前からしてハーフかクォーターなのかなと思ったら生粋の日本人のようです。
高橋一生
トラック製造メーカーと同じグループ銀行の行員 井崎一亮役。
私が高橋一生さんを役者さんとして認識したのは大河ドラマ「軍師官兵衛」の時でした。
その役柄から、独特の雰囲気がある役者さんだなぁと思いました。
今回もその味のある雰囲気で役柄を見事に演じています。
個人的に好きな俳優さんです。
岸部一徳
トラック製造メーカーの常務取締役 狩野威役
岸部さんはグループサウンズ「ザ・タイガース」のメンバー出身の俳優さんです。
岸部四郎さんのお兄さんでもありますね。若い方は知らないかもですね~。
もちろん私は知りませんでした(^_^;)
この岸部一徳さんが「空飛ぶタイヤ」の中で重要な悪役を演じております。
チリチリヘアーが笑えるのですが、ホント嫌なやつだなぁって思ってしまいます。
あなたの会社の上役にもこんな人いませんか?笑
本作の俳優陣の中で一番注目かもです!?
空飛ぶタイヤをトラック運転手に見てほしい理由
「空飛ぶタイヤ」を観て思いました。
この映画は巨大企業の不正がテーマにはなっていますが、運送業に携わるものとして思うことは
- 物流は社会を支えている
- 運送会社はひとつ間違えば(事故)大変なことになる
- 不正を許さず、自信とプライドを持って仕事に臨んでほしい
私は運送業界に長くいますが、利益を優先しすぎた結果、運行管理やコンプライアンスを違反してしまった会社を知っています。
その結果、重大事故を起こしてしまったり、内部告発されたり、挙句の果てには荷主から契約解除されてしまったりと、さんざんなことになっていました。
「空飛ぶタイヤ」では結果、トラックメーカーに非がありましたが、死者が出たことには間違いないし、一歩間違えれば運送会社や運転手がその責任を取らなければならない状況もあるかもしれないのです。
ちょっと真面目なことを言っている私ですが、自分を信じて真面目に仕事をすれば、いつかは必ず報われるということを言いたいのです。
私は不平や不満を言うのではなく、きちんと仕事をし、自分の意見をきちんと述べ、その結果、様々な職種を担当することができました。
もし、あなたの会社が不正をしている可能性があるならば、勇気を持って意見を言ったほうがいいかもしれません。
最悪の場合は転職も視野に入れたほうがいいかもしれませんね。
自分の人生が悲惨なことになる前に行動することも必要かと思います。
話がそれましたが、この「空飛ぶタイヤ」という映画を見ると、こんな社長の運送会社に勤めたいし、世の中の不正は許せないなぁと思います。
とにかく、
- 自分を守るため、家族を守るため、会社を守るためには、
- 自分を信じて、プライドを持って職務にあたる
ということを伝えたいと思いました。
こんな真面目な気持ちにさせてくれる映画
「空飛ぶタイヤ」
オススメです!
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